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解答と解説

@ (例)自分の名前を告げること  A うかがいました  B (3)
C (例)四月二十七日の放課後なら集まることができるのですね

 

@ 電話をかける時のマナーにはいろいろあるが、まずは自分の名前を相手に告げることが必要である。相手に「どちらさまでしょうか。」と聞かれる前に名のることこそ、エチケットの第一歩である。
A謙譲語とは、話し手側をへり下った形でいうことにより、相手または話題の人物に敬意を表すことば。その方法には、@謙譲の意の代名詞(「わたくし」など)を用いる。A謙譲の意の動詞(「いただく」、「参る」、「さしあげる」など)を用いる。B謙譲の意の補助動詞(「お――いたす」、「お――する」、「――いただく」、「――あげる」など)を用いる。C謙譲の意の接頭語・接尾語(「拙宅」、「弊社」「――ども」、「――め」など)を用いる。といったものがある。ここでは、Bの方法で言った「お聞きします」をAの方法で言うとどうなるかを問われているわけである。「聞く」を謙譲語にすると、「うかがう」となり、問題文のように会話文になると、丁寧な言い方が加わり、「うかがいました」となるのである。
B 「伝言」とは、「人に頼んでことばを伝えること」である。人に大切な要件を伝える時、一番大事なことは、「正確に伝える」ということである。ましてや、「伝言」をする時は、直接相手に伝えず、間にもう一人別の人を介すので、より「正確さ」が求められるのである。だから、「正確に伝える」ために、相手が聞き取りやすく、メモしやすいように、「明りょうな発音」・「ゆっくり」話すことが大切である。
(1)「大きな声」はよいが、「間をおかないで」が誤り。 (2)伝言を頼む相手には、「親しみを込めて話す」のは間違い。むしろ、丁寧にお願いするという態度が必要。 (4)伝言内容を伝えるだけでよいのであり、伝言を頼む相手を「説得する」必要はない。
C すぐ次の花子さんのことばに注目する。すると、「はい、そのとおりです。」となっているので、先生は、花子さんがBの部分で言った伝言内容を、間違いがないか復唱して確認しているのだと推測できる。実生活においても、伝言を頼まれた際には、いつでも、その内容の確認は怠らないよう、日頃から注意しておくことが必要だ。



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