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解答と解説

(1) (例) 台所へ行って何かを食べること。
(2) ア  (3) C エ  D イ  (4) イ
(5) (例) 外国と自国のことをよりよく理解すること。
(6) @ stayed  A month  B what  C nothing  D enjoy  E other

 

【全訳】
 マリコは高校生である。彼女は英語を勉強することが好きで、アメリカにとても興味をもっている。この前の夏、彼女は英語を勉強するために、イリノイへ行った。彼女はブラウン夫妻のもとに4週間滞在した。
マリコが彼らの家に着いた時、ブラウン夫人が彼女に言った。「ここはアメリカでのあなたの家よ、マリコ。台所には食べ物があるわ。おなかがすいたら、台所へ行って何か食べてね。」マリコは第1日目に、台所へ入ってブラウン夫妻の食べ物を食べるのは良いことだとは思わなかった。彼女はとてもおなかがすいていて、何か食べたかったけれど、食べることができなかった。
 夕方、ブラウン夫人は台所で夕食を作っていて、とても忙しそうだった。マリコは自分の部屋で本を読んでいた。すると、ブラウン夫人が彼女に言った。「手伝ってくれるかしら。」マリコは驚いたが、こう答えた。「わかりました。今行きます。」彼女は、彼らが自分を家族の一員として扱っていることがわかった。
 ある日、マリコはケイトの家に昼食に呼ばれた。ケイトはブラウン夫妻の家の近くに住んでいた。マリコは昼食を楽しみ、食べすぎた。昼食の後で、ケイトが彼女に言った。「ケーキを食べたい。母があなたのために作ったのよ。」マリコは何も食べたくなかったが、彼女にそう言うことができず、「ええ、お願いします。」と言った。すると、ケイトの母がマリコに言った。「コーヒーを飲みたい。」マリコはコーヒーが好きでなかったけれど、「いいえ、けっこうです。」と言えなかった。彼女はケーキを食べ、コーヒーを飲もうとしたが、できなかった。すぐにケイトが、マリコがケーキを少しも食べず、コーヒーを少しも飲んでいないことに気付いて言った。「マリコ、それらがいらないのなら、そう言ってね。言わなければならない時には、「No」と言うべきなのよ。私たちは、YesかNoかをはっきり言うことが大切なのよ。やりたいことや、やりたくないことをはっきり言わないと、ここでの生活を楽しむことはできないわよ。」「あら、わかったわ。それをやってみるわ。」とマリコは言った。
 外国に行ったら、自分の国では知らない新しいことがらを見つけることだろう。マリコは、アメリカの人々が、YesかNoをはっきり言うということを知った。外国では、異なる習慣を知ることが大切だ。それらについてさらに知れば、外国のことや、自分の国のことがさらによくわかることだろう。

 

(1) but she couldn’tの後に、do soなどを補って考えるとよい。「しかし、そうすることはで
       きなかった。」となり、直前のto eat somethingをさすことがわかる。
(2) 台所で忙しそうに夕食を作っていたブラウン夫人が言いそうな言葉はどれか。
(3) C 「ケーキはいりません。」と言えずに、何と言ってしまったのか。
D コーヒーはいらなかったが、何と言えなかったのか。
(4) 直前のケイトの言葉、「私たちは、YesかNoかをはっきり言うことが大切なのよ。」から考え
       る。マリコは、ケーキもコーヒーもいらないのに、Noと言えなかった。
(5) 最後の行を参考にする。
(6) @ stay at 〜で「〜のもとに滞在する。ホームステイする」を表す。
A 本文では、「4週間」とあるので、約1ヶ月と考えられる。
B how to do=「〜のやり方、〜する方法」
C マリコは、何も食べなかったので、ate nothingとなる。
D 本文16〜17行目のケイトの言葉を参照。
E 本文最終行を参照。foreign countryを他の国と考える。

 

 



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