解答と解説
問一 @ ア B イ 問二 葉二つといふ笛
問三 (1) 宇治殿 (2) 年をとってから歯二本を取り上げられます(ことがつらい。)
問四 (御使が、)笛のことだと言わなかった(から。)
<現代語訳>
藤原頼道が「葉二つ」という笛を代々持っておられると(帝が)お聞きになり、帝に仕える役人に命じて この笛をお取り寄せなさろうとしたが、つかいのものは、「は」を二つ、取り寄せたいことだけを申し上げて、「笛」とは言わなかったので、「老後(のことを考えると)歯を二つ取られてしまいますのも、つらいことです」と御返事に申し上げなさった。これも、一つの思いがけない出来ごとだ。
問一 B 「帝」が「笛」を「召された」→帝は笛が見たかった(聞きたかった)ので、なんとか持ってきてもらおうとしたのである。
問二 帝が見たかったのは「葉二つ」という名前の笛である。
問三 (1)「使いをやった相手はだれか。」